口臭体験談

口臭の体験談を紹介①

口臭 体験談

口臭は誰もがとても気になると思います。

実際には口臭がないのに本人が口臭を気にして悩みこんで、その結果社会生活に影響を及ぼしているような「心理的口臭症」と言われるものまであります。

ここでは口臭について簡単に解説をして、体験談などをもとに口臭の原因や解決法について記載してみます。

口臭の原因と種類

口臭とは口腔から吐き出される空気の臭いです。口臭には原因つまり口臭の元になる物質があります。それではその原因物質はどこから発生したのでしょうか?

では始めに、口臭の元つまり「臭いの元」について考えてみます。口腔から発生する臭いが原因の場合が全体の87%で、その他、肝臓、腎臓、消化器等の臓器の病気や副鼻腔炎等が原因として発生するものも10%程度あります。

そして、口臭の臭いの元になる原因物質は20種類ほどありますが、なかでも揮発性硫黄化合物(VSC: Volatile Sulfur Compounds)が口臭の主な原因でとなります。

このVSC(揮発性硫黄化合物)は、口の中にいる嫌気性菌という細菌(酸素を嫌う細菌)が、粘膜の剥離物や食べ物のカス等に含まれるタンパク質を分解して発生させています。

その他の原因物質もありますが、下記に個々で説明します。

生理的口臭

朝起きた時、緊張した時などは特に口臭は強まります。特に、朝起きた時が、最も強い口臭がすると言われます。

その理由は唾液の分泌が減少することにより、嫌気性菌が増加しより多くのVSCが発生するからです。

唾液には口の中を洗浄・自浄する作用があります。この様な口臭を生理的口臭と言い誰にでもある口臭です。

 空腹時口臭

空腹時に、自分で口の臭いが気になったことはありませんか?

空腹時や疲労時に糖を補給できないと、自分の体に蓄えている「脂肪」や「たんぱく質」をエネルギー源として使い、肝臓がその代謝物であるケトン体を作り血液中に放出します。

このケトン体が増えすぎると甘酸っぱ臭いのするアセトン臭となって肺から放出されて口臭となります。

 ストレス時の口臭

ストレス時などは自律神経の交感神経という神経が活発になり、唾液の分泌量は減り、口の中が不快な状態になり口臭が強くなります。

 年齢による口臭

高齢者は唾液腺が萎縮して唾液の分泌が減り、それが原因で口臭が強くなると考えられていましたが、最近ではもう少し多くの原因が複雑に絡み合っているということがわかってきました。

 女性ホルモンの変化による口臭

女性に特有であり、妊娠中、月経時、更年障害などにより、ホルモンの分泌状況に変化が起き一時的に口臭が強くなることがあります。

 飲食物や嗜好品による口臭

ニンニクやニラ、ネギなどを食べた後や、お酒を飲んだ後、タバコを吸った時等の口臭は一時的なものです。

これらは、消化吸収された後、血液中に移行した臭いの原因が肺から口へ放出されて口臭の原因になります。一時的な口臭です。

 舌苔(ぜったい)による口臭

口臭の原因のほとんどが歯周病と舌苔によるものです。体調が良くないときに舌の表面に白っぽいものが付着することがあります。

これは舌苔(ぜったい)と呼ばれているもので、VSC(揮発性硫黄化合物)の一種です。これも嫌気性菌の固まりで口臭の原因になります。

 病気による口臭

口腔の病気による口臭は歯周病が原因の場合が多く、VSCを産生する嫌気性菌によるものです。

歯周病はほとんど痛みもなく放置すると進行する病気です。したがって何の自覚もないのに家族から口臭を指摘されるようになったら、歯科を受診してみましょう。

耳鼻科の病気による口臭も10%程度あり、副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)や花粉症さらに咽頭炎、咽頭癌などが原因となります。

さらに、内臓などの病気による口臭としては、吸器系疾患では気管支拡張症、肺結核、肺腫瘍などによりアセトン臭がします。

肝疾患では肝硬変、肝臓ガンなどによりアンモニア臭がします。さらに、腎機能の低下による腎不全などの場合はジルチルアミンやトリメチルアミン、アンモニア臭がします。

糖尿病が原因の場合はアセトン臭がします。

 心理的口臭

「はじめに」にでも記載しましたが、実際には口臭がないのに本人が口臭を気にして悩みこんで、その結果社会生活に影響を及ぼしているような「心理的口臭症」と言われるものまであります。

実際の口臭体験談について

それでは実際の口臭体験談を数例提示します。上記の原因も参考にして口臭の予防を考えてみましょう。

 心理的口臭の体験談

中学生の頃から口臭に悩んでいて、自分には口臭があると思い込んでいました。

そして閉鎖的になり、その後何とか口臭を隠したいと積極的に会話をしなくなりました。口臭が気になって友達も殆ど作らず、遊んだりもしないで成長しました。

高校生になって歯科医院を受診し相談したら、歯のブラッシング丁寧にすれば口臭はそれ程ないことを説明された。内気の性格がもたらした心理的口臭であり、現在は改善しています。

気になる時は歯科の受診が大切です。

 揮発性硫黄化合物VSCによる口臭

45歳女性、口臭を友人に指摘されるようになり歯科受診。

口臭の原因は歯垢や歯石等がたまっていて、嫌気性菌が繁殖したことによりまいた。

さらに歯周病もあり口臭は強い。原因は揮発性硫黄化合物VSCと考えられます。

しっかりとブラッシングを行い、専門医で定期的に歯垢、歯石や歯周ポケット内の細かい汚れを取り除いていただきクリーニングを行い、併せて全身の健康も行うことで口臭も改善してきました。

 歯垢、舌苔による口臭

40代の主婦、最近仲の良い友人や娘に体の具合が悪いのかと聞かれました。そして、娘から実は口臭が強いと指摘されました。

歯科を受診して、歯のブラッシングを丁寧にして歯間ブラシの使用を指示されました。

さらに、舌専用のブラシで舌苔を取ることを試みて2か月程経過すると、口臭があると言われることは少なくなりました。

やはり口臭が強い場合は歯科院の受診をお勧めします。

 舌苔による口臭

48歳男性、妻や子供達から口臭があるといつも言われていました。

歯はしっかり時間をかけて磨き、歯間ブラシをも使用し続けました。虫歯はないので歯科受診はしていません。若干口臭の少なくなりましたが、人と会話すのに不安がありました。

その後、TVで喉に近い舌のあたりに口臭の元になるものがあると放映していたので、その部分を触り指の匂いを嗅いでみたところ、すごく強い臭いがしました。

それから舌ブラシを購入して舌磨きを始めました。すると家族から臭いを指摘されることがなくなりました。

舌苔に口臭の代表的な例です。

 歯の治療で口臭が改善した体験

40代の女性です。妹に口臭を指摘され、それもかなり強い口臭であると言われました。

歯の治療した時に被せていたものが、とれてしまいましたが放置していました。

そのため、食事のカスがつまり嫌気性菌が増加し、揮発性硫黄化合物VSCを発生させていたようです。妹に指摘され、すぐに歯科の予約をして治療しました。

治療が終了すると、口臭やなくなりました。

 生理的口臭の体験

20代の女性です。自分でなんとなく口臭がするかなと思っていました。

昼食後も歯のフラッシングは欠かさないでいましたが、それでも口臭は気になります。

人の前で話すのにも不安がありました。歯科医院を受診して唾液分泌が少ないと言うことが分かりました。

しかし、若干の口臭はあるようなので、今後はブレスケアサプリメントを利用し歯のブラッシング、歯間の手入れなど頑張ります。

 20代女性で消化器疾患による口臭

子供の頃から消化器が弱く腹痛を起こすことが多かった。

中学の頃同級生から口臭を指摘され、とても恥ずかしい思いをしました。

母に相談するとなんと昔から口臭があったと聞かされ、自分で気づくこともなく過ごしていたため、大きなショックを受けました。

その後、歯科の受診をしましたが虫歯などはなく、内科の受診を促され総合病院の消化器科を受診すると胃炎を指摘されました。

しばらく薬を飲んで経過を観察して胃炎が改善すると、口臭も軽減して今では人前で話すことに不安はなくなりました。

まとめ

最後に体験談をまとめてみました。

口臭には対策があるはずですのでもし自分に口臭があると思われる場合は歯科の受診してみましょう。

さらに、口臭がなくても歯は丁寧にブラッシング、歯周ケアをして一生大切に使いたいものですね。